なぜ、多くの微生物が混在する技術を続てこられたのか。
この質問はよくされます。これには私自身の体験が大きいかもしれません。
理由は単純明快で、生命の生存本能は非常に強いものであることを知っているからです。
以下の写真は衝撃的かもしれませんので、見たい方のみボタンを押してください。
高速のSAで事故写真で掲載されるような車のフロント部分は大きく変形した
悲惨な車の写真ですが、 この写真の乗車人は生きていたと思えますか。
私自身がこの写真の車に乗車していました。そして今も五体満足に生きています。
この時、私はいわゆる走馬灯を見る体験をしました。
覚えのあるもの、覚えもないも含め、実際の時間は一瞬だったと思いますが、その時間は
秒単位に引き延ばされ、そのシーンが写真のようにものすごい速さで変化していく経験をしています。
この経験は私が生に興味がなかった中であっても、本能的に活きようとする生物的反応と思います。
本当に生物の生存本能は凄まじいことを実感した瞬間です。
生命は生きるために意識的、無意識的に生存可能性を探します。このことが、弊社の技術開発として、根気強く続けてきた理由です。
ゆっくりと負荷をかけていき、生物がこのままでは死ぬと微生物に思わせることで、その環境に適応しようと努力をするのです。これは単一生物では達成できません。多種多様な微生物が相互作用して、互いに生存できるように性質を変化させていきます。新たな環境生物も含めて、共利共生に向けたバランスを取ろうとするのです。
当然、恣意的にこのような取り組みをした研究者も企業も私は知りません。
それでもこだわり続けたのは、私自身の実体験があったためです。
経験のない方に経験してほしいとは思いませんが、私はこの経験のおかげで弊社コア技術を長年の研究の末、獲得できたことは、このような思いを持って根気強く続けることを重要と考える、弊社の研究理念はこのような思いが根底にあるためです。
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